染色材料とごちそう。
2009.10.09
小学校訪問
2009.10.06
″尾道の小学生は誰もが綿を見たことがある、触ったことがある″
いつかこういう日の来るのが私たちの夢です。
先日、地元の小学校に呼んでいただき、3年生の授業でお話しをさせていただきました。
この小学校では昨年から、先生や事務員さんを中心に、綿の栽培をしてくださっています。
今年の春も綿の種をもらいに工房に訪れてくださり、30粒お渡ししました。
先日、「綿がはじけました。一度来ていただけますか?」とのありがたいお電話が。
早速行ってみると、とても大きな実が垂れていました。
栽培の際お勧めした摘芯(背が高くなりすぎると実の成長が悪くなるので、ある程度育ったら芽をつまみます)もきちんとやっていただいていたようで、生育も良い状態でした。
皆で早速収穫し、種の取り方、糸への紡ぎ方を実演すると、皆必死になってクルクル指でつまんで糸を作っていました。
昔の人がどうやって洋服を作っていたか、なぜ今綿があまり栽培されていないか等、3年生には少し難しいかな、、と思いつつできるだけ丁寧に説明をすると、皆さん目をきらきらさせて話を聞いてくださいました。
質問コーナーでは面白い質問がたくさん飛び出しました。
「綿は食べたらおいしいですか?」
「僕が頑張って糸を作ったらはんぷさん(工房)で買ってくれますか?」
最初の質問には、「私は食べたことがないからわかりません。今日持ち帰って家族で食べてどんな味だったか後で教えてください。」と答えると、「いやですーー!」との返答。
二つ目の質問には、「あと20年、毎日寝る前に作り続けてくれたら買います」と答えました。これにも「むりーーー!」との返答が。
小学生って本当にかわいいです。
次回は糸紡ぎ機を持って他の学年も交えながら本格的に紡ぎの実演をする約束をしました。
こんな風に、色々な小学校を来訪できたらいいなあ、と思っています。
くるび農園へ再び
2009.09.28
夏も終わり
2009.09.01
久しぶりの更新です。
そう、あれから綿のこともみなさんにご連絡しないまま、、、
あっという間に大きくなって、実は昨日、第一号がはじけました!
綿植えから約3カ月。本当は成長の過程で小さな苗は間引きしないといけなかったのですが、はじめて自分たちの畑で育て、一生懸命伸びようとする姿を見るとどうしても小さい苗たちを間引くことができず、結局ぎゅうぎゅう詰めで収穫の時期を迎えてしまいました。
まあ今年は色々実験ということで、間引きしないで育てた場合の育成について資料を残す、ということにします。
とっても小ぶりな綿ですが、真っ白でふわふわ。種に対して若干綿部分は少なめかなあという感じです。
今はまだ2株しか弾けていませんが、これから順々に白いもこもこが姿を現し始めると、きっとこの畑はメルヘンの世界になります。
このまま順調に、育ち切ってくれることを毎日祈っています。(台風とイノシシの被害に怯えつつ。)
10月にはすべての実がかわいい綿っ子をぶら下げていることでしょう。
ぜひたくさんの人にその景色を見ていただきたいです。
ヨモギ農場
2009.07.02
第一回織機講座
2009.06.23
畑仕事
2009.04.21
尾道散策
2009.03.23
尾道にいて、普段ほとんど歩いていません。
もったいないですね。
旅行かなにかで来ていれば時間も惜しんで色々めぐるのでしょうが、
いつでも行ける、と思うと結局何年たっても行かなかったりします。
人間付き合いも同じかも知れませんね。
いつでも会える、いつでも話せる。
そんな風に頭の中で思っているだけだと、色々なチャンスを逃すかもしれない、
と最近よく思います。
昨日は6月以降に企画している大きなイベントの打ち合わせで、
文楽の人形師さんや音楽関係の方々が遠方から来てくださいました。
せっかくだからということで、いわゆる尾道のお勧めスポットを皆で歩きました。
浄土寺でお参りと鳥居の石投げ。
(下から石を投げて、一回でうまく鳥居の上部に乗っける事が出来たら
幸せになれるそうで、そこの鳥居にはたくさんの石が積もっています。)
その後千光寺を散策。枝垂れ桜はちらほら、ソメイヨシノは開花寸前でした。
尾道水道をバックにムスカリやミモザが満開で、最高。
お客さんもいっぱいでした。
昨日は連休中日でもあり、気温も高かったせいか工房のほうもお客さんが
沢山きてくださいました。特に四国からの方が多かったです。
しまなみ海道が1000円になったとか。
交通費が安くなった分、行った先々でお土産がたくさん買えたり
美味しいものを食べれたりするのは、いい効果ですね。
できれば休日だけでなく、平日こそその金額にしてもらいたいですが、、。
高速道路も来週から安くなるそうですね。
皆さんも是非尾道に遊びにいらしてください。
そして工房にお越しの際は何でもご質問ください!
それまでに、尾道の素敵なところをちゃんと皆さんにご紹介できるように、
私も勉強しておきます!(焦)
桜はまだかな
2009.03.14
世間は春休みなのでしょうか。
昨日は平日にも関わらず、尾道の商店街は沢山のお客様で賑わっていました。
工房の店先も、白いタイルの反射でとても明るく照っていました。
この頃は、町のあちこちに点在する桜の木をよく観察しています。
少しずつ蕾が膨らみはじめ、ピンと伸びた小枝の先まで艶やかな命が漲っているような気がします。
花の咲いた桜も好きだけど、これからに向けてじっと力を蓄えている今の桜も大好きです。
工房でも、春の新作商品作りに皆、勤しんでいます。提携している染め屋さんとも色々意見を出し合いながら、新しい色作りを研究中です。
こんなご時世だからこそ、心がぱっと明るくなるような、素敵なモノを生み出したいのです。
今年は新入園、入学生グッズのオーダーがたくさんありました。
幼稚園バック、ショルダーやかわいい色のシューズ入れなどなど。
小さな子供がこれを提げて学校に通うんだね~!と工房スタッフも制作しながらワクワク。
女だらけのここの工房は、いつも作ったものを見せ合いっこの大騒ぎです。
(でも、ちゃんとまじめに作ってますよ!)
尾道の象徴でもある桜の間伐材を古紙と混ぜた、“桜の木の紙”も開発、商品化されました。
全体的に茶色く細かい繊維の混じった、とても品のある紙です。
葉書や一筆箋、名刺用紙、A4用紙などに分けて、桜前線に合わせて販売する予定ですが、お茶を嗜む人口の多い尾道では、この紙で茶葉を包んで茶会で配る案も出ています。
以前から作っている“帆布の紙”に続く、紙の新作第二弾です。
わが工房だけでなく、どこのお店も春の訪れには敏感です。
小さなウィンドウのディスプレイや、料亭のお刺身の盛り付けだって華やかです。
4月になったら、山手の路地裏から今年生まれの子猫も顔を覗かせます。
春ってやっぱりいいですね。むふふ。
綿紡ぎ研修
2009.02.27
皆さんこんにちは。久々の更新です。
今日は尾道もとっても寒いです。工房内でもダウンジャケット、ニット帽、手袋を身に着けて作業です。
ちょっと前になりますが、千葉の鴨川のほうに糸紡ぎの研修に行って参りました。
毎度の事ながら一人で睡魔と闘いながら車を飛ばす事8時間、神奈川で一泊。その翌日には房総半島へ!
同じ日本とは思えないくらい日差しは眩しくて、同じ海でも尾道とはだいぶ違う景色でした。
停まっている船も、尾道では漁船や島々に渡るフェリーが主ですが、房総ではヨットのようなマリンスポーツ系?の船が多く目に留まりました。沿道にはフェニックスも立ち並んでいて、ニースのような感じでした。(行ったことありませんが。)
研修での内容は、棉を収穫してから弓でぱんぱん撥ねてほぐし、カーダーというブラシのようなもので繊維の流れをそろえてクルクル巻き、糸紡ぎ機で糸を撚る作業をとことん練習するもの。
大学でフェルトの制作をしていましたが、綿はウールに比べ、繊維も細く、作業がとても繊細でした。
弓ではねてほぐすのはとても原始的な手法で、古くから日本で行われていた業です。
糸をよるマシーンは、かのガンジーがインドの国民に糸紡ぎを広める運動を起こした時に使っていた、「チャルカ」というシンプルですがとっても画期的なマシーンです。
木の廃材と針金から出来ていて、見た目も味がありとてもかわいいです。
このチャルカ、一目で大好きになりました。
1つ購入させていただき、あれからほぼ毎日、くるくる修行しています。
修行というととても頑張っているように聞こえますが、実はとても楽しくて、糸撚りは私にとって今やすごく大切な時間です。ふわふわのワタアメのような塊から一本の真っ白い線になるのを見ていると、頭の中が空っぽになります。
巻くときの音もいいんです。小さなカタカタ音が耳の奥で響いて無心で作業していると、一体どれくらい時間が経ったのか、全く分からない状態になります。きっとガンジーさんは、この作業を瞑想のような気持ちでやっていたんじゃないかと勝手に想像しています。
楽しい作業の傍らそろそろ種の選別をして、ワタ植えの準備に入らないとです!
5月には蒔き始めるのでその前に沢山やることがあります。
ワタの芽が出る頃には画像をアップできるように頑張ります!
それではまた次回。。。
A Happy New Year!!
2009.01.01
皆さん、明けましておめでとうございます。
本年も工房尾道帆布をどうぞよろしくお願いいたします!
この年末年始、私は神奈川の方で過ごしました。
ひたすら色々な書籍が揃っている本屋巡りから、大学時代の旧友との再会(独立して会社を興していたり、デザイナーとして海外で頑張っていたり、学生時代にお互い目標を掲げていた方向へそれぞれが着実に歩んでいる姿を見て、私自身も元気をもらいました!)
昔の友達に会うのっていいですね。
心の引き締まる良い機会でした。
そして、元旦はいつもお世話になっているあるお宅でお正月のお祝いをしました。
おいしいものを「お正月だから!」と理由をつけて散々食べてしまいました、、(汗)。
皆さんそうですよね!
そして他所のお宅でのご飯って、自分で作るのと味付けが微妙に違かったり、意外な食材が入ってたりして新鮮ですよね。特にお味噌汁やお雑煮は、家庭によって全然入ってるものが違うのでびっくりします。
関東生まれ&育ちの私が幼い頃から食べているお雑煮は、かつおダシの澄んだお汁に、鶏肉、ごぼう、人参、三つ葉、焼いた四角いお餅のシンプルなものですが、そこのお宅で出てきたのは、やはり魚介系の澄んだお汁に、里芋、人参、たっぷりの水菜に塩で絞めたぶり、焼かずに煮た丸餅という、ちょっと変わったお雑煮でした。
「ぶりが入ってるなんて、どこの地方のお雑煮なんですか?」
と尋ねたら、奥さんが
「これね、因島のよ。私は関西の生まれだけど、この人(旦那さん)の母の生まれが因島なの。お正月にこれ食べないと、一年の始まりって気がしなくて。」
とにこにこ。
神奈川にきて、尾道のお雑煮が食べられるなんて。やっぱり尾道には何かある。私にとって強烈なパワースポットなんだなぁと改めて実感しました。
暴飲暴食を反省して、しばらくは粗食!と決心してすぐ尾道に戻りました。
久しぶりに歩いた商店街には、香ばしいお好みのソースの匂いと、温かい湯気と共に香るラーメンの匂い。あぁ、だめだこりゃ。早くも誘惑に負けそうです、、、。
まだまだ冬は長いです。
工房のスタッフも、足元にストーブを置いていつも通りミシンと向き合っています。
みなさん、風邪を引かないようお気をつけてくださいね。
2009年も、皆様にとって素敵な年になりますように。
それでは、また!










