染色材料とごちそう。

2009.10.09

染色材料とごちそう_01
染色材料とごちそう_02
最近。山仕事ばかりしています。
一昨日は台風18号が来る!と全国的な騒ぎになっていましたから、あまり台風が上陸しない尾道にいる私までなんだかとってもドギマギしてしまい、施設の周りを片づけたり、綿が風に飛ばされてなくなってしまったらどうしよう!とやたら心配してしまいました。
(被害はまったくなかったです。)
それから、いよいよ本格的に草木染めのデータ取りを開始しないと!と皆で計画を立て始めていたので、雨の間こもって作業できるように数種類の植物を調達しました。
セイタカアワダチソウ、センダングサ、ビワ、赤目柏、矢車ぶし、などなど。
乾燥と冷凍に分け、どちらが色だしに良いか、検討します。
どれがどんな色になったかは、、今度アップしますので楽しみにしていてくださいね。 そして昨日は地元の尾道大学芸術学部の学生が、企業の人の前などで色々な商品企画のプレゼンテーションをする、地域活性化企画がありました。
尾道では中小企業が多いことを活かして、色々な団体が常日頃から協力しあい、様々な活動をしています。昨日の企画もその一つ。
大学生のうちからこんな風に企業の方々と接点があるのは、とても恵まれているなぁとつくづく感心。私もコメンテーターとして参加させていただき、大学生からエネルギーをもらいました!
今すぐ実現しそうな企画から、ちょっと現実的ではないけど、とてもロマンのあるものまで、色々なプレゼンがありました。どの企画も、「尾道をどんどん盛り上げていこう!」と熱のある内容で、途中で思わず涙ぐんでしまいました。(まるで尾道出身者の気持ち、、)
学生たちはちょっと緊張した面持ちでしたが、一人ひとりきちっと発表していました。
15時から開始して19時を超える長丁場でしたが、あっという間に感じました。
いつもだったらお腹がぐぅ~っとなってしまうところでしたが、実は、、、、。
イベントの前、打ち合わせで少し時間があったので前々から食べてみたかったご当地バーガーを食していたのです、私。
揚げたての穴子フライが、フレッシュなトマト、レタスと一緒に挟んである穴子カツバーガー。
オレンジ色のふっくらバンズには柑橘が練りこんであるらしく、ほのかな甘みが絶妙!少し酸っぱめなタルタルソースにもよく合っていて、おいしかったですよ~。(今思い出してもよだれが、、、)
ラーメンに並んで尾道の新名物になるかも!?
尾道にいらした際には是非。駅前のホテルで食べられます。



小学校訪問

2009.10.06

″尾道の小学生は誰もが綿を見たことがある、触ったことがある″
いつかこういう日の来るのが私たちの夢です。

先日、地元の小学校に呼んでいただき、3年生の授業でお話しをさせていただきました。
この小学校では昨年から、先生や事務員さんを中心に、綿の栽培をしてくださっています。
今年の春も綿の種をもらいに工房に訪れてくださり、30粒お渡ししました。
先日、「綿がはじけました。一度来ていただけますか?」とのありがたいお電話が。
早速行ってみると、とても大きな実が垂れていました。
栽培の際お勧めした摘芯(背が高くなりすぎると実の成長が悪くなるので、ある程度育ったら芽をつまみます)もきちんとやっていただいていたようで、生育も良い状態でした。
皆で早速収穫し、種の取り方、糸への紡ぎ方を実演すると、皆必死になってクルクル指でつまんで糸を作っていました。
昔の人がどうやって洋服を作っていたか、なぜ今綿があまり栽培されていないか等、3年生には少し難しいかな、、と思いつつできるだけ丁寧に説明をすると、皆さん目をきらきらさせて話を聞いてくださいました。
質問コーナーでは面白い質問がたくさん飛び出しました。
「綿は食べたらおいしいですか?」
「僕が頑張って糸を作ったらはんぷさん(工房)で買ってくれますか?」
最初の質問には、「私は食べたことがないからわかりません。今日持ち帰って家族で食べてどんな味だったか後で教えてください。」と答えると、「いやですーー!」との返答。
二つ目の質問には、「あと20年、毎日寝る前に作り続けてくれたら買います」と答えました。これにも「むりーーー!」との返答が。
小学生って本当にかわいいです。

次回は糸紡ぎ機を持って他の学年も交えながら本格的に紡ぎの実演をする約束をしました。
こんな風に、色々な小学校を来訪できたらいいなあ、と思っています。



くるび農園へ再び

2009.09.28

くるび農園へ再び_01
くるび農園へ再び_02
くるび農園へ再び_03
以前ここでも紹介した、御調(みつぎ)のくるび農園に、今度は柿渋液のサンプルをいただきに行ってきました。
くるびさんは尾道から40分、今の季節は稲穂が金色に輝く開けた地域の真ん中にあります。天気の良い日なんかは、その金色がまぶしくて、目を細めないと車の運転ができない程です。田んぼの真ん中を走っている一本道を、車を止めてしばし散策。きれいな土と水の混ざった匂い、落ち葉の匂いが鼻いっぱいに入ってきます。
もう数少ない蝉の声も遠くに聞こえます。

くるびさんの農園では、よもぎの旬を終え、今度は干し柿作りに大忙し。
そんな中、時間を作って青柿を砕き絞って一升瓶に詰め、柿渋液作りの実験をしていてくださいました。柿渋は、古くから日本中で作られてきた魔法の液体です。
家の柱や家具に塗って防虫、防腐効果。障子や布に塗ることで防水と硬化性があります。
色も濃い茶色で、染色用語で「Japan Brown」と呼ばれる、藍に並ぶ、日本を代表する染料です。
柿渋液を尾道で作るのは、実は私の夢でもありました。
はじめて柿渋染めの帆布を見たその時から、そして自然豊かな尾道の郊外に鈴なりに生っている柿の木を見て、いつか作ってみたい!と思ったのが5年ほど前。やっとやっとです。
くるびさんが渡してくださった一升瓶の中の液は、まだ白っぽいとろっとした液体です。
これが一年後、成功すればきれいな茶色になります。
発酵を続けてもらうために呼吸穴を開け、涼しい場所に安置します。
時々呼吸や色のチェックをしつつ、時が経つのを待つばかりです。あ~楽しみ!
今日は、くるびさん自慢の「づくし」をいただきました。
みなさん、づくしって、何の事だかわかりますか?
たぶん、「熟し」から訛ってそういう呼び名になったんだろうと思うのですが、、、
触ったらぶにゅっと中身がとろけ出そうなほど熟した、西条柿です。
それをそっと手に取り、まずは少しだけかじって、そこからちゅるるっと中の甘い蜜を吸います。その甘さとなんとも言えない香りにうっとりです。あとは皮まで食べられます。
どんな名店のスイーツにも負けず劣らず!
是非機会があったら皆さんも食してみてくださいね。



夏も終わり

2009.09.01

久しぶりの更新です。
そう、あれから綿のこともみなさんにご連絡しないまま、、、
あっという間に大きくなって、実は昨日、第一号がはじけました!
綿植えから約3カ月。本当は成長の過程で小さな苗は間引きしないといけなかったのですが、はじめて自分たちの畑で育て、一生懸命伸びようとする姿を見るとどうしても小さい苗たちを間引くことができず、結局ぎゅうぎゅう詰めで収穫の時期を迎えてしまいました。
まあ今年は色々実験ということで、間引きしないで育てた場合の育成について資料を残す、ということにします。
とっても小ぶりな綿ですが、真っ白でふわふわ。種に対して若干綿部分は少なめかなあという感じです。
今はまだ2株しか弾けていませんが、これから順々に白いもこもこが姿を現し始めると、きっとこの畑はメルヘンの世界になります。
このまま順調に、育ち切ってくれることを毎日祈っています。(台風とイノシシの被害に怯えつつ。)
10月にはすべての実がかわいい綿っ子をぶら下げていることでしょう。
ぜひたくさんの人にその景色を見ていただきたいです。



ヨモギ農場

2009.07.02

ヨモギ農場_01
ヨモギ農場_02
尾道は個人や家族経営の小さな会社が沢山あります。
そういう小さな企業が集まって一緒に勉強したり、情報交換をする会があります。
その会の仲間である和菓子屋さんから、先月面白いお話を聞きました。
ご自分の会社で作られているヨモギ餅のヨモギについてです。

はじめは市販の粉末やペーストを購入してお餅にまぜ、作っていたそうですが、どうしても納得した色と香りが出せず、地元の方に交渉して、ヨモギ畑を作ってもらったそうです。
その畑でヨモギだけを育て、手作業で刈り取って炊き、ペーストにしたものを自社のお餅に入れているんだと。
とても興味深かったのでその契約農場を見学させていただくお願いをし、先週行って来ました!

手入れの行き届いたお庭に広い土間付き日本家屋。その庭の一角に小さな作業場があり、見学に行った時はちょうどヨモギを焚いていて、車から降りた瞬間に青々しい爽やかな匂いに包まれました。
子供の頃、祖母と一緒に草団子を作る為田んぼの畦でヨモギを摘んだ記憶が蘇りました。
あの時ビニールいっぱいに摘んだはずのよもぎが家に帰って炊いたら、両手の平に収まるくらい小さくなってびっくりしました。
作業場では炊いて潰したサッカーボールほどのヨモギボールが5~6つ分、ゴローンとボールの中に転がっていました。これだけ作っても1日販売分の材料に足りないそうです。(驚きです。)

よもぎを炊いて搾ったあとの汁は青汁のような鮮やかな緑でした。
その汁をどうするのか訊ねたら、「捨てるんよ~」とおっしゃるので、是非うちでの草木染めの材料にさせてください!とお願いをしたところ、快諾していただき、ちょうどその日、日焼け止めに持っていた白い綿の手袋をその場で染めさせていただきました。
想像以上に鮮やかな若草色に染まり、大満足。来週の仕込み時に出た汁をいただけることに。
来年からは季節ものの草木染め商品も工房で出せるように準備しようと思います。



第一回織機講座

2009.06.23

第一回織機講座_01
第一回織機講座_02
先日お披露目したオリジナル卓上織機のワークショップを行いました。
中国新聞さんが取り上げてくださった影響で、尾道市内のみならず広島市内のほうからもご予約をいただき、準備しながら私たちはどきどき。
お電話でしかお話していないので、どんな方が来るんだろうね~と朝から楽しみで仕方がありませんでした。
当日は30代の女性やお仕事を退職されて「もう毎日が夏休み!」とおっしゃる元気な60代の男性の姿も。
作業をしながら皆さんの住まわれている地域のお話、昔の尾道の話、おいしい食べ物の話など、大盛り上がりでした。
織りのほうは、、、じっくり模様を考えながら織る方、白い綿糸だけでひたすら織る方、と十人十色です。
自分で何か作るのももちろん楽しいのですが、人が物作りをしている姿を見るのも楽しいです。
自分には思いつかないような配色を使っていたり、人によって気になるところが違うのも、新しい気づきをもたらせてくれます。
その日参加してくださった元気なおじさんから、かわいいプレゼントをいただきました。
竹で作った船のモチーフです。
普段ご自宅で竹細工をやられているとか。
船は帆の部分に帆布をつけて、店頭に飾らせていただくことにしました。
マリンバックとセットで置いてみたら、もうすっかり夏!です。





畑仕事

2009.04.21

畑仕事_01 急に暑くなりました。
着々と準備をしていた綿畑ですが、暖かさが安定してきたので、先日向島に借りている畑の草刈りと耕し、石灰混ぜなどを済ませました。

拠点となる研究所の畑には茶色い綿。
そこから500mほど下った市民の方の畑に緑の綿。海沿いの方の畑には白い綿を植える予定です。
市民畑も海沿いの畑も、地元の方が無償で土地を貸してくださっています。
実はこの綿花栽培は去年から行っているのですが、去年はプランターなどで小さく実験しただけです。
本格的にやるのは今年が初。
そんなわけで地元の方も興味を持って協力してくださっているのです。
ありがたや、ありがたや。
そして、6日にいよいよ種まきです。
地元のおじいさん、子供達も長靴をはいて来てくれるそう。
せっかくだから、お昼の炊き出しを計画中。
地元野菜で作るお味噌汁やお新香に、塩むすび。
あとは天気だけ!

晴れるといいな。



尾道散策

2009.03.23

尾道にいて、普段ほとんど歩いていません。
もったいないですね。
旅行かなにかで来ていれば時間も惜しんで色々めぐるのでしょうが、
いつでも行ける、と思うと結局何年たっても行かなかったりします。
人間付き合いも同じかも知れませんね。
いつでも会える、いつでも話せる。
そんな風に頭の中で思っているだけだと、色々なチャンスを逃すかもしれない、
と最近よく思います。

昨日は6月以降に企画している大きなイベントの打ち合わせで、
文楽の人形師さんや音楽関係の方々が遠方から来てくださいました。
せっかくだからということで、いわゆる尾道のお勧めスポットを皆で歩きました。
浄土寺でお参りと鳥居の石投げ。
(下から石を投げて、一回でうまく鳥居の上部に乗っける事が出来たら
幸せになれるそうで、そこの鳥居にはたくさんの石が積もっています。)
その後千光寺を散策。枝垂れ桜はちらほら、ソメイヨシノは開花寸前でした。
尾道水道をバックにムスカリやミモザが満開で、最高。
お客さんもいっぱいでした。

昨日は連休中日でもあり、気温も高かったせいか工房のほうもお客さんが
沢山きてくださいました。特に四国からの方が多かったです。
しまなみ海道が1000円になったとか。
交通費が安くなった分、行った先々でお土産がたくさん買えたり
美味しいものを食べれたりするのは、いい効果ですね。
できれば休日だけでなく、平日こそその金額にしてもらいたいですが、、。

高速道路も来週から安くなるそうですね。
皆さんも是非尾道に遊びにいらしてください。
そして工房にお越しの際は何でもご質問ください!
それまでに、尾道の素敵なところをちゃんと皆さんにご紹介できるように、
私も勉強しておきます!(焦)



桜はまだかな

2009.03.14

世間は春休みなのでしょうか。
昨日は平日にも関わらず、尾道の商店街は沢山のお客様で賑わっていました。
工房の店先も、白いタイルの反射でとても明るく照っていました。

この頃は、町のあちこちに点在する桜の木をよく観察しています。
少しずつ蕾が膨らみはじめ、ピンと伸びた小枝の先まで艶やかな命が漲っているような気がします。
花の咲いた桜も好きだけど、これからに向けてじっと力を蓄えている今の桜も大好きです。

工房でも、春の新作商品作りに皆、勤しんでいます。提携している染め屋さんとも色々意見を出し合いながら、新しい色作りを研究中です。
こんなご時世だからこそ、心がぱっと明るくなるような、素敵なモノを生み出したいのです。
今年は新入園、入学生グッズのオーダーがたくさんありました。
幼稚園バック、ショルダーやかわいい色のシューズ入れなどなど。
小さな子供がこれを提げて学校に通うんだね~!と工房スタッフも制作しながらワクワク。
女だらけのここの工房は、いつも作ったものを見せ合いっこの大騒ぎです。
(でも、ちゃんとまじめに作ってますよ!)

尾道の象徴でもある桜の間伐材を古紙と混ぜた、“桜の木の紙”も開発、商品化されました。
全体的に茶色く細かい繊維の混じった、とても品のある紙です。
葉書や一筆箋、名刺用紙、A4用紙などに分けて、桜前線に合わせて販売する予定ですが、お茶を嗜む人口の多い尾道では、この紙で茶葉を包んで茶会で配る案も出ています。
以前から作っている“帆布の紙”に続く、紙の新作第二弾です。

わが工房だけでなく、どこのお店も春の訪れには敏感です。
小さなウィンドウのディスプレイや、料亭のお刺身の盛り付けだって華やかです。
4月になったら、山手の路地裏から今年生まれの子猫も顔を覗かせます。

春ってやっぱりいいですね。むふふ。



綿紡ぎ研修

2009.02.27

皆さんこんにちは。久々の更新です。

今日は尾道もとっても寒いです。工房内でもダウンジャケット、ニット帽、手袋を身に着けて作業です。
ちょっと前になりますが、千葉の鴨川のほうに糸紡ぎの研修に行って参りました。
毎度の事ながら一人で睡魔と闘いながら車を飛ばす事8時間、神奈川で一泊。その翌日には房総半島へ!
同じ日本とは思えないくらい日差しは眩しくて、同じ海でも尾道とはだいぶ違う景色でした。
停まっている船も、尾道では漁船や島々に渡るフェリーが主ですが、房総ではヨットのようなマリンスポーツ系?の船が多く目に留まりました。沿道にはフェニックスも立ち並んでいて、ニースのような感じでした。(行ったことありませんが。)

研修での内容は、棉を収穫してから弓でぱんぱん撥ねてほぐし、カーダーというブラシのようなもので繊維の流れをそろえてクルクル巻き、糸紡ぎ機で糸を撚る作業をとことん練習するもの。
大学でフェルトの制作をしていましたが、綿はウールに比べ、繊維も細く、作業がとても繊細でした。
弓ではねてほぐすのはとても原始的な手法で、古くから日本で行われていた業です。
糸をよるマシーンは、かのガンジーがインドの国民に糸紡ぎを広める運動を起こした時に使っていた、「チャルカ」というシンプルですがとっても画期的なマシーンです。
木の廃材と針金から出来ていて、見た目も味がありとてもかわいいです。
このチャルカ、一目で大好きになりました。

1つ購入させていただき、あれからほぼ毎日、くるくる修行しています。
修行というととても頑張っているように聞こえますが、実はとても楽しくて、糸撚りは私にとって今やすごく大切な時間です。ふわふわのワタアメのような塊から一本の真っ白い線になるのを見ていると、頭の中が空っぽになります。
巻くときの音もいいんです。小さなカタカタ音が耳の奥で響いて無心で作業していると、一体どれくらい時間が経ったのか、全く分からない状態になります。きっとガンジーさんは、この作業を瞑想のような気持ちでやっていたんじゃないかと勝手に想像しています。

楽しい作業の傍らそろそろ種の選別をして、ワタ植えの準備に入らないとです!
5月には蒔き始めるのでその前に沢山やることがあります。
ワタの芽が出る頃には画像をアップできるように頑張ります!
それではまた次回。。。



A Happy New Year!!

2009.01.01

皆さん、明けましておめでとうございます。
本年も工房尾道帆布をどうぞよろしくお願いいたします!

この年末年始、私は神奈川の方で過ごしました。
ひたすら色々な書籍が揃っている本屋巡りから、大学時代の旧友との再会(独立して会社を興していたり、デザイナーとして海外で頑張っていたり、学生時代にお互い目標を掲げていた方向へそれぞれが着実に歩んでいる姿を見て、私自身も元気をもらいました!)
昔の友達に会うのっていいですね。
心の引き締まる良い機会でした。

そして、元旦はいつもお世話になっているあるお宅でお正月のお祝いをしました。
おいしいものを「お正月だから!」と理由をつけて散々食べてしまいました、、(汗)。
皆さんそうですよね!
そして他所のお宅でのご飯って、自分で作るのと味付けが微妙に違かったり、意外な食材が入ってたりして新鮮ですよね。特にお味噌汁やお雑煮は、家庭によって全然入ってるものが違うのでびっくりします。
関東生まれ&育ちの私が幼い頃から食べているお雑煮は、かつおダシの澄んだお汁に、鶏肉、ごぼう、人参、三つ葉、焼いた四角いお餅のシンプルなものですが、そこのお宅で出てきたのは、やはり魚介系の澄んだお汁に、里芋、人参、たっぷりの水菜に塩で絞めたぶり、焼かずに煮た丸餅という、ちょっと変わったお雑煮でした。
「ぶりが入ってるなんて、どこの地方のお雑煮なんですか?」
と尋ねたら、奥さんが
「これね、因島のよ。私は関西の生まれだけど、この人(旦那さん)の母の生まれが因島なの。お正月にこれ食べないと、一年の始まりって気がしなくて。」
とにこにこ。

神奈川にきて、尾道のお雑煮が食べられるなんて。やっぱり尾道には何かある。私にとって強烈なパワースポットなんだなぁと改めて実感しました。

暴飲暴食を反省して、しばらくは粗食!と決心してすぐ尾道に戻りました。
久しぶりに歩いた商店街には、香ばしいお好みのソースの匂いと、温かい湯気と共に香るラーメンの匂い。あぁ、だめだこりゃ。早くも誘惑に負けそうです、、、。

まだまだ冬は長いです。
工房のスタッフも、足元にストーブを置いていつも通りミシンと向き合っています。
みなさん、風邪を引かないようお気をつけてくださいね。
2009年も、皆様にとって素敵な年になりますように。

それでは、また!



アルリージのひとりごと TOP その1